前野教授監修のもとWell-Being指数の測定を開始

22/04/17

一般社団法人giv(東京都/代表理事 西山)は慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 前野隆司教授の監修のもと、givを通して人々のWell-Being向上に努め、Well-Beingに関する指数を計測していきます。

幸せの4因子について
前野教授が1500人の日本人を対象に幸せに関する調査を行った結果、人の幸せは4つの因子という形で求めることができることを学術的に示されました。この4つの要素を意識してバランス良く行動すれば、Well-Beingな状態、精神的な豊さを手に入れることができるといいます。

「自己実現と成長」の因子
やりがいをもち、自分の好きなことを通じて表現し、成長している実感がある人が幸せ。
「つながりと感謝」の因子
人を喜ばせること、愛情に満ちた関係、親切な行為などが幸せを呼ぶ。
「前向きと楽観」の因子
いつも楽しく笑顔でいられることは幸せ。
「独立と自分らしさ」因子
他人と比較せずに自分らしくいられる人は幸せ。

前野教授について
1984年東京工業大学工学部機械工学科卒業、1986年東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了、同年キヤノン株式会社入社、1993年博士(工学)学位取得(東京工業大学)、1995年慶應義塾大学理工学部専任講師、同助教授、同教授を経て2008年よりSDM研究科教授。2011年4月から2019年9月までSDM研究科委員長。この間、1990年-1992年カリフォルニア大学バークレー校Visiting Industrial Fellow、2001年ハーバード大学Visiting Professor。
前野教授によるコメント
givの活動は”幸せの4つの因子”を満たす活動です。したがってgivの活動が広がれば、社会全体にWell-beingが広がっていくと信じています。今回まさにそれを実証していくための最初のステップとなります。givの利他的な活動によって、人の心にどんなポジティブな影響や変化をもたらすのか、とても楽しみにしています。

※ 前野教授は慶應義塾大学ヒューマンシステムデザイン研究室等で様々な測定方法を研究しています。
幸福度の推奨アンケート(SWLS、幸せの4因子など)についてはこちら
▶︎ http://lab.sdm.keio.ac.jp/maenolab/questionnaire.html
包括的な幸福度診断Well-Being測定はこちら
▶︎ https://well-being-circle.com/

計測方法と計測結果について
givを通して上記、幸せの4因子が増える機会を提供していきます。
特に「自己実現と成長」の因子および「つながりと感謝」の因子は、givの”好きなことや得意なことを人に贈って、感謝でつながる”活動と正に一致するものです。計測方法として、20程度の質問(”自分の好きなことを最近やりましたか?”、”人とのつながりを感じますか?”等)に回答頂き、その回答を元に測定結果を見える化します。

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